Exhibitions
3月19日から日本橋三越本店にありますコンテンポラリーギャラリーにて初の個展がございます。
ぜひご高覧ください。
黒瀧舞衣 個展「わたしの洞窟」
会期 2025年3月19日(水)ー3月31日(月)
時間 10時ー19時(最終日17時)
場所 日本橋三越本店6階 コンテンポラリーギャラリー
[レセプション] 3月22日(土)17時ー19時
ステートメント
木の中に、わたしを見つけた
中は満ちていて、まるで小さな潮の満ち引きに、
わたしをゆだねて境を感じる
木を彫る時、内側を想像する。
はじめは手法として、内側を空洞にしていた。長い間、木彫には内刳(うちぐり)という内部をくり抜き、重さの軽減や、木の乾燥による干割れを防ぐことが伝えられてきた。
次第に内刳は、「私の内刳」へとなっていった。
空洞を積み重ねることや、空間に空洞をつくり出すことによって、本来の手法からは離れて「私の内刳」は、内側と外側の境界に対する関心へと繋がった。木という素材が持つ、生と死を同時に内包する性質も相まって、「境界に存在する像」を生み出せるのではないだろうか。
今回の展示における作品は、洞窟としての境界を意識していた。
洞窟は、何かと何かを繋ぐ境界として多くの物語で伝えられ、明暗、死と再生、未知の世界への恐れなど、私の中で様々なイメージが重なっていった。
現れたのは洞窟であり、そこに存在するわたし自身でもあった。
黒瀧舞衣
ふたり展「蕾になる前の前のふわふわ」桶本理麗・黒瀧舞衣
2024 年 10 月 20(日)〜 2025 年1月 13 日(月・祝) 10:00〜16:00
休廊:毎水曜日、11/5(火)
年末年始休暇:2024 年 12 月 30 日(月)〜2025 年 1 月 3 日(金) ※会期中、オンライン販売も行います。
プレスリリース
ギャラリー桜林では 10 月 20 日(日)より、桶本理麗・黒瀧舞衣による二人展『蕾になる前の前のふわふ わ』を開催致します。本展では同郷で育った 2 人のアーティストが、絵画と彫刻という異なる表現方法にお いて、互いに共鳴し合う点を探りながら<生命のカタチとは・・>をテーマにし制作されました。 桶本は、<命が形を得る前の何か>という漠然としたイメージから、自身のアトリエで感じる歴史の持つ見 えない気配や、力強く自然に咲く花から生命感を感じ制作し、また黒瀧は、<やわらかな生命>という言葉 から、無数の小さな魚がひとつの塊となってうごめき泳いでいる様なイメージで制作に至ったと語ります。 互いに自然からの温かみや優しさなどに加え、畏怖を感じ制作に反映させています。それぞれの最新作と旧 作さらに、本展の為に初めて 2 人で制作されたコラボレーション作品も展示致します。ぜひこの機会に皆様 方にご高覧いただければ幸いです。